3月、4月の旅行で乗れなかった中国JRバスのエアロスターMに乗るため、5月のGWに山口へ行きました。
3月→ 2023.03 山口・広島(1日目) - 青リボン6858のブログ
4月→ 2023.04 山口(1日目) - 青リボン6858のブログ
1日目 4/30(日)
朝に自宅を出発し、新幹線で山口へ向かいました。
この日は徳山周辺で防長バスに乗車。
なお中国JRバスのエアロスターMは、平日ダイヤの5/01(月)と5/02(火)の二日間で狙う予定です。
ただ5/01朝から活動するため山口で前泊する必要があり、どうせ前日晩のホテル代がかかるのなら朝に出発して一日現地でバス乗車をした方が有効に過ごせると思い、4/30朝の出発にしました。
新幹線 のぞみ3号
新大阪8:41 → 広島10:02
乗車車両: 786-2058
のぞみに乗車。車内には外国人観光客含めて多くの乗客がいました。
8:41新大阪発。
約1時間20分で10:02に広島到着。こだまに乗り換えます。
新幹線 こだま841号
広島10:10 → 徳山10:40
乗車車両: 526-7207
こだまに乗車。久しぶりの500系です(去年夏の萩・徳山への旅行以来)。
10:10広島発。
乗車したのは元グリーン車の6号車です。座席の座り心地はとても良く、ここまで乗ったのぞみの普通車とは比較になりません。
広島から30分で10:40に徳山到着。
駅では先頭で車両を眺める親子や写真を撮るマニアがいました。500系はやはり人気だなぁ… と。
徳山駅前ロータリー。
3月、4月に続き今年3回目の山口です。"中国JRバスのエアロスターMに乗りたい" というただそれだけの理由で、月一で山口へ行く異常者になってしまっています。
徳山で
徳山駅のコインロッカーに荷物を預けます。駅の自由通路、新幹線口のコインロッカー、お土産屋、駅前ロータリー… 何度も来ている見慣れた光景で、流石に飽きてきます。
コンビニで昼食にミニ弁当を買い、駅コンコース内の椅子とテーブルのあるスペースで食べました。本当は定食屋へ行きたかったのですが、これからバスに長時間乗るためお腹を壊さないよう軽めの食事にしました。
駅前で軽くバスを撮影。
駅前のりば
たった1台のみで異彩を放つ西工
ちょい乗り100円バスのリエッセ。近鉄バスの特徴である発車時の "プープープー" という音が鳴っていた(高めの音程)。
岩国へ
防長バス 快速 岩国駅前行き
徳山駅前12:30 → 岩国駅前14:22頃
乗車車両: 山口200か358
(右のバスに乗車)
岩国行きのバスに。車両は3月の旅行でも乗車したエアロミディのダックスフンド、358です。
3月・4月の旅行の際、ダックスフンドが12:30徳山駅発の岩国行きの便に入るのを確認していたので、今回はこの便に乗る予定で旅行計画を立てていました(この車両が来なければ岩国行きのバスには乗車しないつもりでした)。
徳山から岩国まで、通しで2時間弱かかる路線です。
快速便を名乗りますが、途中のバス停を通過するのは岩国市内の一部のみで、実際にはほとんど各停に近いです。京阪電車でいうほぼ各停のポンコツ区間急行のようなものですね。
12:30に徳山駅前を出発。乗客は5,6人程度。
徳山の市街地をしばらく走った後は山間部に入ります。田舎のバス停では親子がSuicaで下車していきました。帰省でしょうか…?
バスは国道2号を進んでいきます(この路線は大部分が国道2号上を通るルートです)。
山間部へ入りしばらくすると客が自分一人になりました。ところどころ眼下に田園風景が見える良い景色です。
徳山〜岩国の中間地点に近い玖珂では、スーパーなどもある市街地の景色が見えました。田舎の景色が続く中、この周辺は街が広がっています。
この辺りで再び乗客が乗ってきました。
途中の道路沿いの店?では鯉のぼりがいくつも揚がっているのが見えました。この時期らしいです。
山陽新幹線の高架(新岩国駅はこの画像には写っておらずさらに右奥)
出発から約1時間半で新岩国駅を通過。ずっとバスに乗っているため、このあたりで尻が痛くなってきました。
岩国へ近づいてからはPASPYが使えない旨の自動放送が何度もあり(並行するいわくにバスでは利用可能)、岩国は広島都市圏だと実感。
徳山出発から2時間弱、14:22頃に岩国駅前到着。
3月にこの車両に乗車した時は "これが最後の乗車かもしれない" と記事に書きましたが、今回再び乗車することができました。
なおこの路線は、1年半前の旅行(2021年10月)でも通しで乗車しています。しかしこの当時の記事、ブログ立ち上げ直後ということもあり、内容があっさりしていてスッカスカですね… 初めはこんな感じだったんだなぁ… と
岩国到着後
駅前のバス
岩国は観光地ですが、3月に来たばかりなので流石にすることがありません。錦川鉄道に乗ろうかと思いましたが、時間の余裕が無いので止めに。
これから岩徳線で徳山へ戻りますが、本数も少なく(山陽本線も使えるが岩徳線の乗り潰しをしたかった)、結局駅前の観光案内所に併設されたバス待合室で時間を過ごしました。有名観光地まで来て何してるんだか…
岩徳線に
岩徳線 徳山行き
岩国15:52 → 徳山17:12
乗車車両: キハ47-150
岩徳線に乗車。都会の人間なので危うくICOCAで改札に入るところでした(直前に気づいて切符を購入)。
岩徳線は文字通り、岩国と徳山を結ぶ鉄道路線です。山陽本線が海沿いを通りのに対して岩徳線は内陸部を通ります。
歴史的には元々山陽本線のバイパス線として建設され、一時期は山陽本線の一部となっていましたが、勾配が多いためローカル線になったという経緯があります。
車両はキハ40系の2両編成(手前が徳山側)。1両目(画像手前)はロングシート増設車でボックスが少なく、空きが無かったため2両目に。
15:52岩国発。
キハ40の鈍い加速が良いです。エンジン音を聞いていると、昔祖母の家へ帰省する時に津山線に乗ったのを思い出し、懐かしく感じます。
西のキハ40、エンジンはオリジナルではなくコマツ製なんですが… ただ私にとって馴染みのあるキハ40のエンジン音といえばこれなのです。
途中、JR西日本のローカル線でよく見かける徐行運転があり、他の乗客からは “走った方が早いんちゃう…?” という声が聞こえました。
沿線は背後に山がある狭い平地に住宅・田んぼのある田園風景。
黄色いガードレールと緑の山のコントラストが綺麗です。時々川も見えます。
玖珂では(行きのバスのときと同様に)市街地が見えました。今の岩徳線は岩国・徳山と玖珂地域を結ぶ需要があるのかもしれません。
途中の駅で父と子の親子が乗車。ホームにいる祖母?に手を振っていました。自分の昔の頃を思い出します。祖母は既に他界しましたが、自分にもあんな頃があったなぁ… と。
私にとって、幼少期の思い出の路線というと津山線ですが、どのローカル線も共通してこういった光景があるんですね。今回岩徳線に乗って、どことなく懐かしいものを見ることができました。
岩国出発から1時間20分で、17:12に徳山着。
再び徳山駅前へ。
先ほど乗ったダックスフンドの358
周南市は2003年に徳山市、新南陽市、熊毛町、鹿野町の2市2町が合併(いわゆる平成の大合併)して誕生した自治体です。
光へ
まだ外は明るかったものの、疲れたので早めにホテルへ向かうことにしました。
コインロッカーから荷物を取り出し山陽本線に。
途中、下松~光間で海が見えます。
徳山から15分で、18:36に光到着。
ホテルへチェックインしコンビニで食料を調達。ホテルは4月にも泊まった駅前の "ホテル23(トニス)" です。
ここ光へ来るのは3回目です。最初に書いた通り、明日明後日で中国JRバスのエアロスターMを狙います。
エアロスターMは走るのか? それは当日にならなければ分かりません。運が悪ければ今回も乗れずに空振りとなるかもしれません。とはいえ現地へ行かなければ乗れる可能性はゼロです(当然)。乗れるかどうか分からなくても行くしかないと思い、今回ここへ来ました。
ただしやみくもに来ている訳ではなく、今回は学休期ではない普通の平日ダイヤを丸2日確保しています。過去2回の訪問に比べれば可能性はまだあると思います(3月の訪問は金+土曜、4月も金+土曜で、4月については学休期ダイヤだった)。
この日は10時頃に就寝。
2日目に続きます↓
2023.05 GW 山口(2日目) - 青リボン6858のブログ