山口・広島旅行の3日目です。
この日は岩国観光をし、午後に新幹線で帰りました。
3日目 3/12(日)
前日から岩国のホテルに泊まっています。
7時前に起床。
ホテルのバイキングで朝食。その後岩国駅へ。
岩国駅のコインロッカーに荷物を預けましたが、硬貨(100円玉)専用でちょうど小銭が無く、近くに自販機も無かったため周囲を歩いて自販機を探し、お金を崩してから利用しました。旅行先での硬貨(現金)専用のコインロッカーは不便だと感じます。せめて近くに自販機を置いてほしいものです。
岩国駅には瑞風が停まっていました。駅コンコースではツアー客の姿も(お年寄りが多かった)。
豪華列車の乗客なので、我々一般人とは服装や雰囲気が違います。
バスで錦帯橋へ向かいます。同じ時刻(岩国駅9:05発)に防長バスといわくにバスがあり迷いましたが、ICOCAが使えるという点からいわくにバスに乗車。※防長バスの岩国~徳山の路線も、この旅行後の3/25からICOCA対応になっています)
いわくにバス 錦帯橋行き
岩国駅9:05→錦帯橋9:19頃
乗車車両: 山口200か177(おはんラッピング)
日野RJ。おはんのラッピングバスでした(後で調べたところ、おはんは岩国が舞台の宇野千代の長編小説だそう)。
錦帯橋へ向かいます。
錦帯橋へ到着。岩国駅からバスで約15分かかるので、錦帯橋は市街地から意外と離れています。
錦帯橋へ行きます。旅行3日目にして、ようやく観光らしいことをしました。ちなみに錦帯橋は2年前(2021年)の秋にも一度来ています。
橋の上からの景色(下流側)。左側の河川敷は駐車場になっています。防長バスの観光車が駐まっています。
上流側の景色。
橋を渡り、周辺を歩きながらロープウェイ乗り場へ。
飼育されていた鵜。
ロープウェイの山麓駅(右側)。
ロープウェイに乗車します。
10:00山麓駅を出発。所要時間約3分で、標高約200mの山頂駅に到着しました。
ここから岩国城へは少し離れており、山道と広めの緩い道があります。
後者にしましたが、それでも一部登り坂があり体感的には距離がありました。実際には数百mなんですが…
大釣井という井戸らしいです。
途中見かけた看板。元々は可愛いイラストのはずですが、錆びにより物凄くホラーな感じになっています。後ろの人達が逃げ出すのも納得。
徒歩約10分で岩国城へ。
岩国城からは錦帯橋~岩国市街地を一望することができました。ただ、晴れてはいたものの空気が霞んでいたため遠くは見えず…
先ほど通った錦帯橋も見えました。
なおこの天守閣は、再建時に麓からの見えやすさを考慮して移設されています。
岩国の観光名所となっているため良いと思いますが(岩国城からの眺望の良さがなければそもそもここへ来なかったかもしれない)、歴史的な建造物を忠実に再現するという意味では評価は分かれるかもしれません。
岩国城を出て道を歩き、再びロープウェイに乗車。山麓へ戻ります。
ロープウェイからの景色
山麓駅で下車。近くには木炭自動車が展示されていました。行きでは気付かなかった…
岩国シロヘビの館へ。
岩国では白蛇(アオダイショウが突然変異により白色化したもの)が生息しています。"神の遣い" として大切に扱われてきたもので、国の天然記念物に指定されています。
シロヘビの館では、実際に白蛇が保護・飼育されている他、白蛇の生態や歴史などの展示がなされています。
飼育されている白蛇。去年生まれたばかりの小さな白蛇もいました。
ちなみに白蛇の目が赤いのは、黒い色素がないことにより血液が透けているためらしいです。
その後錦帯橋近くの店で焼き団子を食べました。
再び橋を渡って戻りました。
錦帯橋は(前述のように)2年前にも来ましたが、その時は1時間の滞在で、橋を渡って折り返すぐらいでした。今回岩国城や白蛇を見るなど、じっくりと観光をすることができ満足です。
いわくにバス 岩国駅行き
錦帯橋11:57頃→岩国駅12:18頃
乗車車両: 山口200か177(おはんラッピング)
バスで岩国駅へ。おはんのラッピングバス(行きと同じナンバー)。
約15分で岩国駅着。
駅でお土産を買いました。
いわくにバスカラー。都営中古。
ところで… これはいわくにバスの行先表示です。
これを見ると一見行き先は錦帯橋のようにも見えますが、公式HPの路線図を見るとこの系統のルートは 市役所→長山公園→錦帯橋→(終点)千石原 のようです。
正直言うと、この表示からバスの正確なルート・最終目的地はかなり分かりづらいと思います。しかしながら、岩国では錦帯橋へ行くためにバスに乗る観光客も多くいるはずで、その乗客向けに錦帯橋を通るということを英字入りで表記するのは "分かりやすさ" の観点から良く考えられていると思います。
帰り
JR山陽本線 糸崎行き
岩国12:58→広島13:48
乗車車両: クモハ226-32
左: 下関行き 115系、右: 乗車した糸崎行き 227系
コインロッカーから荷物を取り出し、みどりの券売機で帰りの新幹線の切符を受け取り、山陽本線へ。正直この区間はもう飽きた気もします。
227系。クロスシートに座りました。JR西日本のクロスシートは端の席が固定で向かい合わせになるので、(3扉車で)それを避けた場合に座れる座席は意外と少ないのです。どこぞの京阪を見習ってほしい… と思ったり
一部区間では海が見えました。
岩国出発から50分で広島着。ここで新幹線に乗り換えます。
新幹線 さくら554号
広島14:11→新大阪15:38
乗車車両: 787-7016(N700系8両編成)
さくら554号に乗車します。車内はツアー客のお年寄りが多く乗車していました。
自分の隣の席はツアーの引率の女性でした。実は今朝の予約時にこの席が窓際だけ空いていたんですが、それはこういうことだったのか… と。脚を広げて寝るサラリーマンではなく何となく安心。
14:11広島発。
東広島付近では石州瓦の民家と田園風景が見えました。ちょうど2日目のバス乗車で通った場所か… と思い出しました。
車内で昼食に駅弁(大関むすび)を食べました。
いい日旅立ちの音楽が聞こえ、広島から約1時間半で15:38に新大阪着。
ということで
今回は山口・広島へ行き、防長バス乗車や岩国観光をしました。ただ最大の目的であった中国ジェイアールバスのエアロスターMには乗車が出来ませんでした。
バス目的での旅行は運次第だなぁ… と。
思えばこれまでの旅行、例えば防長バスの元近鉄ブルーリボンワンステップは、(この車両が現役だった頃の)2017、2018、2019年と計3回行きましたが、その3回共で乗車ができていました。
また去年は春と夏の計2回萩へ行き、防長バス旧塗装の3356と29の両方に1回づつ乗車しました。秋には広島へ行き、姫新線と芸備線に予定通り(運転見合わせ等なく無事に)乗車、現地では広電の5000形や3900形に乗車しました。
今までの旅行は運が良かったなぁ… と思います。
中国ジェイアールバスのエアロスターMには乗りたいので、また山口へ行く予定です。
→この後、4月上旬と5月のGWに再び山口へ行きました。
4月: 2023.04 山口(1日目) - 青リボン6858のブログ
5月: 2023.05 GW 山口(1日目) - 青リボン6858のブログ