ボソタソアメのブログ

鉄道、バス その他

2022.08 萩・徳山(1日目)

8月のお盆休みに山口へ行きました。
1日目は夜行バスで萩へ行き、萩観光や防長バスツーステに乗車。夕方に山陰本線美祢線等に乗りました。

前日 8/14(日)

夜行バス乗車

行きは夜行バスに乗車。近鉄バスのカルスト号で大阪駅前(東梅田駅)から萩バスセンターまで行きます。夜行バスに乗るのは2019年10月以来3年ぶりです(その時乗ったのもカルスト号。というか夜行バスはカルスト号しか乗ったことがない)

自宅を出発、電車で梅田まで行き地下街を通りバス乗り場へ。近鉄の高速バス乗り場は東梅田駅付近にあり、他社の梅田バス乗り場と比べて少々外れに位置しています。


早めにバス乗り場に到着 (※写っているバスは別の行き先の便)

バスは21:45発。出発の30分くらい前にバス乗り場に着きましたが、暑いので地下街(谷町線コンコース)に避難。出発約10分前に再び地上のバス停へ。

バス乗り場は若者の姿が多いのが印象的でした。若い人は結構夜行バス使うんですね…私はあまり使いませんが…

梅田の近鉄高速バス乗り場は路上にバス停があるだけでベンチも待合室も無く(案内や改札をする係員さんはいますが)、暑い夏はかなり不便です。これに関しては設備の古い萩バスセンターの方が便利だと感じました(冷暖房完備の待合室がある)。


バスに乗車。21:46頃大阪駅前(東梅田駅)を出発。運転手さんによる案内のアナウンスが流れます(行先、停車バス停、車内の案内など)。

座席はコンセントとWi-fi完備。横に座席のない位置にしましたが、乗車中は通路側のカーテンを閉めるので結局あまり関係なかったです。

夜行バスはカーテンが閉まっていて外の景色が見られないのが辛い…(前寄りの席ならフロントガラスから多少景色が見えそうですが)。

冷房が寒いかもしれないと思い念のためブランケットを持参しましたが、車内は思ったほど寒くなく、上着を羽織るだけで済みました(結局ブランケットは下車まで使わなかった)。

22:40頃 三宮に停車。その後明石SAで休憩。

23:14頃にSA到着、車外へ出てトイレ休憩・リフレッシュ。23:45出発。
(※休憩で停まるSAは道路状況によって変わると思います)

明石SA出発後、車内は消灯。スマホを見たりも出来ないので寝る態勢に入りました。ただ椅子に座ったままなのですぐには眠れず。

前回(2019年10月)夜行バスに乗ってから今まで、日常生活で色々なことがあったなぁ…と振り返りました。夜走る乗り物に乗ると何故か過去の回想をしてしまいます。

未明

やはり椅子に座っているためか、夜中何度も目が覚めました。

広島広域センター到着の少し前(5:20ぐらい)に照明が明るくなり放送で目が覚めました。

鉄道の夜行列車の場合は早朝停車駅での車内放送は無く、その駅で降りる乗客は自力で起きるものですが(or予め車掌さんに頼めば到着前に起こしてくれるらしい)夜行バスは早朝の停車バス停の到着時に車内放送があります。強制的に起こされる一方で降り過ごしの可能性はないので、一長一短でしょう。


大竹インター入口、岩国、玖珂インター、熊毛インター、徳山、防府…と停車。再び眠ったり、お腹が空いて "ぐーぴた" を食べたりしながら過ごします。

人間はやはり横になって寝るもので、夜行バスで椅子に座ったままだとよく眠れないなぁ…と。バスは鉄道と違って自由に立って移動したりも出来ないので、その点も少し窮屈に感じます。

山口市中心部を出る頃には車内は大分空いてきました。チラッと外を見ると、山や田んぼが広がる農村地帯に黄色いガードレールが見える山口の田園風景。


9:28頃 萩バスセンターに到着(定刻は9:40)。


萩バスセンター、今年のGWに来た時と変わらぬ姿です。看板の "ン" が "ソ" に見えるのも相変わらず。

今回は料金が安いのと現地に朝到着して時間を有効に使える点から夜行バスを利用しましたが、やはり椅子に座ったままだとよく眠れないので、次に山口へ行くときは新幹線を使おうと思います。

1日目 8/15(月)

萩観光

萩・明倫学舎の館内の案内(公式)↓

www.city.hagi.lg.jp

朝食を食べ、午前中は萩観光。萩・明倫学舎へ行きました。当初の予定では萩城跡へ行く予定でしたが、真夏であまりに暑すぎると思ったため旅行前に屋内の明倫学舎へと変更したものです。

良い時間にバスが無かったため萩バスセンターから明倫学舎までは歩き。1km未満の徒歩圏内ですが、夏なので汗だくに。




明倫学舎の門と外観、入口。



単に学校跡をイメージして来ましたが、それだけでなく萩の歴史や文化などを展示した総合博物館のようになっていました。



江戸~明治にかけてのからくり人形や様々な道具の展示。これが中々興味深く、手で回す扇風機や、亀の形をしたゼンマイおもちゃ(お腹の車輪で前進し、手足や首も動く)など、様々なものがありました(※写真は体験コーナーでのもの(レプリカ))。

なお明倫学舎の建物は入館無料の本館と有料の2号館がありますが、興味深かったからくりおもちゃの展示などは2号館にあったので、両方へ行くことをお勧めします。

2時間弱見学して明倫学舎を出ました。

萩バスセンターへ向かいます。あまりに暑いのでバス利用。GWの萩訪問でも乗車した循環バスの "萩循環まぁーるバス" です。

※萩循環まぁーるバスについては、2022年10月1日より経路と時刻が変更となるようです。→リンク

下車後、近くの店で昼食を食べました。

今回の萩旅行(前回も含めて)ではやたらと萩バスセンターへ移動していますが、これは趣味目的でバスに乗るという以外に "バスセンターが街の中心にある" という理由からです。都会と違い、地方(特に城下町)では鉄道駅が市街地から離れており、観光をする・時間を潰すにはバスセンターへ向かう(そこからバスに乗ったり周辺の店へ向かう)方が便利です。

防長バス旧塗装に

※2022年11月現在、防長バス旧塗装は全廃となっており現存しません (3356, 29, 45が廃車となった)。以下に記載している内容は2022年8月時点でのものです。

午後は萩訪問の目的防長バスの旧塗装ツーステップ車に乗車します。

防長バス全体で残る路線車の旧塗装3台の内、2台は萩所属です(残り1台は秋芳駐在, 45)。萩には3356(日野RJ)と29(ふそうエアロミディ)が在籍し、萩バスセンター~吉部の路線で替わり番子に走っているようです。前回のGWの訪問時は3356に乗車しました


萩バスセンターの待合室。地方のバス乗り場という雰囲気です(たまたま人がいなくなったので撮影できました)

バスセンターで待っていると29が到着。これに乗ります。乗客は自分以外にお年寄り数人。


昔の雰囲気が残る萩バスセンターに、防長バス旧塗装の組み合わせ。

14:10萩バスセンター発。


前回もこの路線に乗車しましたが、市街地を抜けると山や田んぼの広がる田舎の風景の中を走ります。

約40分で終点吉部に到着。




(※画像5枚 クリックで拡大)
(※リア画像は萩バスセンターへ戻った後に撮影。良い写真ではないですが…)

形式:   KK-MK23HJ
登録番号:   山口200 か 29
年式:   1999年
所属:   萩営業所

三菱ふそうエアロミディのツーステップ・前中折戸。中扉折戸は防長バスでは標準的な仕様です。相方の3356と異なりこちらは側面窓が逆T字です。
なお側面の行先は、3356と同様に "防長" の固定表示で、前面とは連動していないようです。側面表示器の意味……???

※形式、年式、所属営業所はバスマガジン2021年7月号より。
所属は萩で間違いないと思いますが、雑誌掲載時~現在までに吉部駐在へ変更になっている可能性も全く無いとは言い切れません。

前回のGWでの3356乗車と合わせ、萩のツーステップ車2台ともに乗車することができました。
GWのときの旅行記で3356に乗った際、 "防長バスの旧塗装に乗るのはこれが最後かもしれない" などと書きましたが、それからたった数ヶ月であっさり再び旧塗装に乗車することに。

折り返しに乗車、15:00吉部発。萩バスセンターへと戻ります。



しかしこのバス路線、乗客がほとんどいません。往路こそお年寄り数人がいましたが、復路は始発から終点まで自分1人でした。こんな状況ではこの路線は赤字だろうなぁ…と。もちろんこういうのは他路線の黒字でカバーするものだと思いますが、それが出来ているのかどうかも不明です。

ところで途中、運転手さんが対向のバスに挙手をしていました。何ともないごく普通の光景かもしれませんが、私が普段通勤で利用する京阪バスは挙手禁止になっているので、バスの運転手さん同士が挙手をする光景を久しぶりに見ることができました。

15:40頃萩バスセンターに到着。


下車後、バスセンター近くにて。大きな入道雲が見えました。夏ですね。

萩を出発

萩を出ます。16時過ぎの防長バス(一般路線)で東萩駅へ向かい、山陰本線に乗車します。相変わらずTOMIXの詰所のような駅舎の東萩駅です。
※駅舎の前にJRバスが停まっていますが乗車はしていません


長門市行き普通列車に乗車。16:23に東萩を出発。キハ40系の2両ワンマン。
1両目はボックスの空きが無かった(ロングシート増設改造車のため余計に)ので2両目へ移動、海側のボックスを確保(ワンマン列車で2両目のドアは開かないため空いている)。

朝に夜行バスで萩に到着してから約7時間で出発。前回のGWの旅行で萩の現地滞在が1日では足りないと書きましたが、それよりも短いです。烏の行水か…?

萩は1日足らずで去るにはもったいないのでまた行きたいなぁ…と。ただ今はかなり暑いのでもう少しマシな時期に行きます。

そもそも今回こんな暑い時期に萩へ行くことにしたのは「古いバス(旧塗装ツーステップ)はいつまで残るかわからないから、夏だろうが何だろうが行けるときに早めに行っておこう」と思ってのものです。もっとじっくり観光もしたいですね。
→(2022.11.14追記) 2022年10~11月に旧塗装ツーステップ車3台が廃車となったので、今にして思えばこの判断は間違っていなかったと思います。


GWでも乗車した区間ですが、車窓からは海沿いの綺麗な景色が見えます。萩の六島もよく見えます。

この島々、どれも平らな形状をしています。明倫学舎での展示によれば、阿武火山群の活動で溶岩が流れ出て形成されたものだそうです。旅行後にさらに調べてみると、この島々は粘り気の大きい溶岩が平らな台地を作っているという、世界的にも珍しいものだそうです(→リンク)。中々奥が深いんですね。


(写真は今年5月撮影)

萩、幕末から明治にかけての多数の歴史的名所があり、中々面白そうな場所です。私はここ最近萩へ行くことが多い(きっかけはバス目的とはいえ)ですが、半年ほど前までは萩の正確な位置さえ知りませんでした。

萩の知名度があまり高くない理由を自分なりに考えてみましたが、まず交通の便がかなり悪いというのがあると思います(山陽側との行き来が非常に不便)。

その他に、萩は "その場所の象徴となる代表的な観光名所一つがぱっと思い浮かばない" という点がある気がしました(例えば出雲市なら出雲大社、岩国なら錦帯橋… など)。萩は多くの観光名所がありますが、どれか一つ代表で知名度の高いもの… というのが思い浮かばないのです。


約40分乗車し、17:02長門市着。



キハ40系が沢山。


ホームには大量の鳥居が建てられています。近くの観光名所(元乃隅神社)を模したものらしいですが、ぱっと見では異様な光景です。

ここからは仙崎支線美祢線の乗り潰し。

当初の予定では長門市駅到着後、道の駅センザキッチンへ行き夕食を食べたり海を見に行こうと思っていましたが、あまりにも暑くあちこち行く気が起きなかったのとそれほどお腹が空いていなかったので止めにしました。


仙崎支線は正式には山陰本線の支線ですが、列車の運行は美祢線と一体的になっています。

17:45長門市発の(美祢線から直通)仙崎行き普通列車に乗車。スカートがごつい…
キハ120形リニューアルの1両編成。美祢線カラー。キハ120リニュ車は初めて乗ります。

車内はマニアっぽい人が3,4人。数分で17:49に仙崎着。


仙崎駅


駅前の道路は "いいこと通り" "みすゞ通り" と名付けられています。仙崎は金子みすゞゆかりの地で記念館もあります。その他、仙崎・長門夏みかん原木や青海島の海上アルプスなど様々な名所があります。

今回は長門も仙崎もほぼほぼ素通りでしたが、今度じっくり観光したいです。ただ今はあまりに暑いのでもう少し涼しい時期に…

仙崎駅前では青海大橋行きの防長バス近鉄の夜行バスが通り過ぎて行くのを見かけました。近鉄のほうはおそらく大阪・京都行きのカルスト号。今朝乗ったバスの折り返しでしょうか…(ちなみに近鉄の夜行バスはこの後もう一度見ることになります)

仙崎から再び折り返しに乗車。美祢線直通の厚狭行きです。乗客はマニアっぽい人が5人くらい。

18:02仙崎発。数分で18:06に長門市着。ここで18分の停車時間があるので、ホームの自販機にてスポーツドリンクを調達。


向かいのホームより撮影(降りたホームに自販機が無かったので跨線橋を渡って向かいまで行った)

18:24長門市発。乗客はここまでのマニア以外に一般客が5,6人乗車。


長門を出てしばらく。温泉宿?が見えました(後で調べたところ結構有名な旅館らしいです)。



美祢線の車窓。今まで乗ったローカル線とは違い平野部が狭く、割と近くまで山が迫っている印象でした。
石州瓦の民家や黄色いガードレールが山口らしいです。

走行中は線路沿いの木の枝が車体にバチバチと当たります。ローカル線あるあるですね。

なおキハ120リニューアル車のドアチャイムはJR西日本の標準的なタイプ(京阪神で聞くもの)とは異なっていました。



日没が近づき段々と暗くなっていきます(※2枚目の赤いものは踏切の警報機)

どうでも良いですが、乗車口の整理券発行機の音声が変に間延びしていて "すえぇぇぇり券をお取りください" と言っていました。


美祢線はそれほど路線全長が長くなく、長門市から約1時間で19:29に終点厚狭着。


厚狭駅駅前は閑散としていて、とても新幹線駅とは思えませんでした(市街地に近い在来線口へ出ましたがそれでも)。


駅前には "ありがとう" の文字のイルミネーションが。ただ日没後で暗いため、どういったものなのかは全く分からず。何なんでしょう… 謎の "ありがとう"

厚狭から新幹線に

ここからは新幹線に乗車し徳山へ向かいます。
再び厚狭駅構内へ。


駅には新幹線100系ピクトグラムがあちこちに残っていました。結構残っているものなんですね。


厚狭駅ホーム。厚狭駅(新幹線)は1999年に開業した請願駅です。停車線と通過線の間には高架の側壁が残っていて、いかにも "後から駅が作られた" という感じです。

厚狭駅の新幹線ホームは照明に大量の虫が飛んでおり、ベンチに座っていても時々虫が飛んできました。田舎のローカル駅か…?

この新幹線ホーム、自分が乗ろうとした8号車の乗車位置には屋根がありませんでした。厚狭駅は編成の短いこだましか停まらないのでホームの屋根がその分しかない(ホーム自体は16両対応)というのは予め調べていましたが、その8両分すら無かったとは… 昔の山陽こだま(0系,100系)は最長でも6両だったので、その頃の名残でしょう。仕方ないですね。

ところで私は(これまでの旅行記では全く触れていませんでしたが)、山陽新幹線の駅を全駅制覇しようと思っています。今回厚狭駅を利用したことで、残りは 新神戸新尾道、三原、東広島のみとなりました。


こだま868号(500系)に乗車。
来たのはV7編成。V7は500系に初めて乗ったときの編成か… と思い出しました(2020年12月の九州旅行 →当時のツイ)。

20:05厚狭発。車内はがら空きで乗客は数人。冷房が効いていて涼しく虫からも解放されました。


車内。この円筒形の車体は鉄道車両の中でもかなり特異な部類に入るといえます。前方を見ると、(8号車のため)先頭付近の天井が流線形にかかって低くなっています。

この車両を開発するために多くの人が苦労したんだなぁ… と(どの新型車両でも開発には苦労するものだと思いますが)。


20:28徳山着。



(東横インの主張が強い…)

反対側の下りホームには700系レールスターが。どちらもかつて山陽新幹線の第一線で活躍した車両です。

徳山到着後


徳山駅前。何度も来ているので見慣れた光景です。

宿泊するホテルへ。今回はルートイン徳山駅に泊まります。駅から徒歩すぐなので便利。徳山はビジネスホテルが多いので助かります。

荷物を置いて食糧調達のため外出。


駅前のバス乗り場に近鉄の夜行バスが停まっていました。大阪・京都行きのカルスト号です。おそらく仙崎で見たものと同じだと思います。

車番を見ると2160。今回の旅行で行きに大阪→山口で乗車したバスと同じでした(明石SAでの休憩時の画像参照)。朝着いたものがその日の夜に折り返すのである意味当然ですが…  1日前に自分が乗って来たバス、今度は大阪へ向かうのか… 無事に行ってくれよ~、などと思いながら見送ります。

夕食を食べシャワーを浴びるなどし、12時半頃就寝。

ところで今回泊まったホテル、水道の蛇口が水とお湯の2つあり回し具合で温度を調整する古いタイプでした。旅行であちこちのビジネスホテルに泊まっていますが、このタイプのものは久しぶりに遭遇しました(仮に毎日使うシャワーがこれだと地獄ですが、旅行の宿泊先でたまに使う分には回して調節するのが面白いので、嫌いではなかったりします)

2日目↓
bontan6858.hatenablog.com

<メモ>
2022.09.19  長門市駅でのキハ40系の写真、美祢線乗車後の車窓の写真を追加。
2022.11.14  防長バス旧塗装が全廃となったことを追記(赤文字部分)、誤記訂正(秋吉駐在→秋芳駐在)