青リボン6858のブログ

鉄道、バス その他

2023.08 北海道(1日目)

お盆休みに3泊4日で北海道へ行ったので、その記録です。
1日目は新幹線・特急乗り継ぎで札幌へ向かいました。

1日目 8/14(月)

朝自宅を出発。新大阪から新幹線に乗車します。


新大阪駅コンコースには、台風の影響で明日8/15(火)に東海道新幹線 新大阪~名古屋間が計画運休となる予告が掲示されていました。

 

東海道新幹線

新幹線 のぞみ210号 東京行き
新大阪7:39 → 東京10:06
乗車車両:  785-1620



(乗車したのは12号車)

まずはのぞみで東京へ向かいます。東海道新幹線は久しぶりの乗車です(2021年12月の東京旅行の帰り以来)。

列車は新大阪始発、車両は東海車。西日本車のいい日旅立ちの音楽が聞きたかった…  
席は山側の窓際で最前列。隣は空席です。


7:39に新大阪を出発。

発車後、チャイムと車内放送が流れます。東海車の車内チャイムが変更になって以降、初めての乗車です。
ただ東海の旧チャイムは個人的にそれほど馴染みがある訳ではなかったんですが…(帰省・旅行は昔から西へ行くことが多かった)

新チャイムはネットで聞いていて予めどんなものかは知っていましたが、実際に新幹線の車内で聞くのは初めてです。あっさりした感じでしたが、その内慣れるでしょう

出発するとおおさか東線阪急電車の線路が見えます。普段使わない "非日常" の新幹線から、見慣れたものを見るのは新鮮です。



近鉄バスの鳥飼営業所や近畿道、普段利用しているモノレール(の軌道)も見えました。

京都を過ぎると田園風景になり、普段の日常のことをあれこれ思い出しながらぼんやりと景色を眺めます。


名古屋ではJR東海のオレンジの帯の電車や名鉄赤い電車が見え、中京圏に来たと実感します。

名古屋出発後も隣の席に人は来ず、ゆったりと過ごせました。ただ最前列席は人が出入りする度にデッキの仕切りドアが開閉するので少し落ち着きません。



静岡県内。浜名湖が見えました。


富士山。頂上が雲で隠れながらも見ることができました。


手前にスコッティの工場。
1 富士、2 鷹、3倍長持ちスコッティ、だそうです。

 

東京へと近づきます。


東京手前では山手線や京浜東北線と並走しながらゆっくりと進みます(画像は多分浜松町)。関西では新幹線と在来線が主要駅の前後で並走することは殆どないため、東京らしく新鮮に見えます。


新大阪から約2時間半で10:06に東京着。東北新幹線に乗り換えます。

 

東北・北海道新幹線

東北新幹線 はやぶさ19号 新函館北斗行き
東京10:44 → 新函館北斗14:58
乗車車両:  E526-132



改札を通り東北新幹線ホームへ移動。外は雨が降り出していました。

東北新幹線は2016年に東北へ行ったとき以来、久しぶりの乗車です。昼食の駅弁を買い乗り込みます。


ホームで山形新幹線つばさの銀色の復刻塗装を見かけました。これを撮ってからはやぶさに乗車したためぎりぎりに…

座席は3列席の窓際(7月の予約時点で2列席の窓際は満席)。はやぶさは全席指定で、乗車した列車は満席でした(車内放送より)。

10:44東京発。

東北新幹線の落ち着く車内チャイムが聞こえ、車内放送が流れます。
出発してしばらくすると地下線に入り、上野着。その後は大宮まで低速で走行。


外の様子。雨が降っています。


大宮付近の風景。これ以降はスピードを出し、新幹線らしい感じになります。


列車は北上し、田園風景が増えてきます。少し疲れたので、ぼーっと景色を眺めながらリラックスし、何もしない虚無の時間を過ごしました。


仙台。大都会です。




※画像3枚 クリックで拡大

農村風景。外の景色を見ていると、東北の農村は民家の近くに大きな木が植わっており、何となく西日本とは異なる印象がありました。

当たり前ですが、3列席は少々窮屈です。横の乗客は仙台、盛岡あたりで降りるだろうと思っていましたが、新青森でも下りず(終点の新函館北斗まで乗車していました)。

新青森(13:57着、13:59発)からは北海道新幹線区間となり、JR北海道の車掌さんに交代。薄ベージュの制服がJR北海道らしいです。


外箱しか写しておらず中身を撮り忘れましたが、パッケージの写真から想像して下さい…

このあたりで昼食の駅弁を食べ始めました。東北新幹線乗車前にホームで購入した、東京名物深川めしです。あさりの載った茶飯です。

北海道新幹線に乗車するのは初めてなので、スマホ北海道新幹線について調べてみました。

www.jrhokkaido.co.jp

JR北海道のホームページが出てきましたが、青函トンネルは在来線と共用でスピードが出せない、在来線 (貨物列車) との線路共用により維持コストが増加しているといった、北海道新幹線特有の事情があることを切実に訴える内容でした。

新青森を出発してしばらくすると青函トンネルへ。車内放送では青函トンネルの概要や、何時頃トンネルに入るかといった案内がありました。トンネル内は210km/hで走行するという案内もあり(通常は160km/h)、青函トンネル通過に関して積極的に案内が行われていました。

青函トンネルを通るのは2015年にトワイライトに乗車した時以来で、新幹線では初めての利用です。今回はその時と違い新幹線なので、トンネルに入ってから抜けるまでは思ったほど時間はかからず(ただ時間は測定していません)


トンネルを抜け北海道に上陸。新幹線で北海道へと来ました。

(この画像では分かりにくいですが、)木々の生え方が何となく本州とは異なる雰囲気がし、北海道らしい印象でした。


東京から約4時間で14:58に新函館北斗着。ここから在来線特急に乗り換えます。

今回の東北・北海道新幹線は、長時間の乗車でしかも満席の3列席だったので、ゆったりグリーン車利用にしても良かったかもしれません。

 

特急で札幌へ


画像中央: 在来線ホームと線路、右の建物: 新幹線との乗り換えコンコース

新幹線を降り、在来線ホームへ移動。外は涼しく過ごしやすい気温です。天気予報を予め見ていたとはいえ、北海道でも夏は暑いイメージがあったので意外でした(小さい頃家族旅行で富良野へ行った時は暑かった記憶があります)


ホームの階段を降りた場所にあるモニター。ホーム上の乗車位置案内はアルファベット+動物マークとなっており、号車番号との対応がこのモニターに表示されていました。

号車番号そのままではないためかなり分かりづらいです。号車番号をホームに表示しないのは、増結・減車時に停車位置がずれるといった事情があるのかもしれません(※推測)。


ホームから駅周辺を見ると、田園風景の広がる何も無い景色でした (メインの南口とは反対側だったというのもあると思います)。

特急 北斗15号 札幌行き
新函館北斗15:20から数分遅れ → 札幌18:47
乗車車両:  キハ260-1316


特急北斗に乗車。15:20から数分遅れで出発。
ディーゼル車なのでエンジンの音がよく聞こえます。

車内放送は “イランカラプテ” の挨拶のあと、列車の案内などが始まります。


出発後しばらくして、大沼公園駅周辺。沼の広がる風景が見えました。


(色の雰囲気が他の画像と異なるのはスマホ撮影のため)

外の車窓。何となく北海道らしい景色です。



虹が見えました。



列車は内浦湾(噴火湾)に沿って進んで行きます。写真には写っていませんが、荒波が線路に打ちつける様子も見えました。

このように車窓からは海が見えますが、天気が曇っている上に単調な景色が続きます。疲れたので所々寝ていました。


車内の様子。

所々携帯が圏外に。車内は混んでいて、指定席は満席という案内がありました。

混んでいる車内で3時間半座りっぱなしは疲れるので、途中デッキへ行きました。洗面所などで立っている人がいて初めは意味が分かりませんでしたが、自由席で座れなかった人達でしょう。立ちっぱなしもしんどそうではあります。


車内放送、駅に到着するときの “停車時間はわずかです” という言い方が独特に感じました。


札幌へ近づき、ビルの建ち並ぶ市街地の風景が見えました(ホームの壁であまり見えませんが…)。



段々と外が暗くなり、18:47札幌着。

大阪から無事に札幌へ到着しました。新函館北斗からここまでが長く感じました。

 

札幌到着後

札幌駅の改札を出ます。

乗車券は大阪市内~稚内で購入しているため明日も使用します。途中下車で改札を出ようと窓口へ行くと、白石~札幌間の運賃精算が必要だと言われました。

運賃計算の特例(JR北海道) ※PDF
https://www.jrhokkaido.co.jp/network/guide/pdf/rule_10.pdf

函館方面から札幌を経由し旭川方面へ向かう場合、白石~札幌間は折り返し乗車となり区間が重複します。改札を出ずに乗り継ぐ場合は特例でこの区間の運賃が不要になりますが、札幌で途中下車をする場合には運賃精算が必要になります。

新大阪駅みどりの窓口で切符を購入した時に札幌で途中下車する旨は伝えていましたが、窓口の係員はそこまで把握していなかったのでしょう。無理もありません。

白石〜札幌間の250円(片道)を追加で払い、改札を出ました(翌日は札幌〜白石250円の切符を券売機で購入し、その切符のみを改札機に通して下さい、とのこと)。


2015年のトワイライト以来、8年ぶりの札幌駅。駅前へ出て写真を撮りました。

地下鉄でホテルのあるすすきのへ向かいます。

 

地下鉄 南北線 真駒内行き
さっぽろ19:24 → すすきの19:27
乗車車両:  5120


車内の路線図とLCD (このLCDのデザイン、どこかで見覚えがあるような…)

地下鉄南北線ですすきのへ。札幌の地下鉄はゴムタイヤ式で加速が速く、よろけそうになります。


分かりにくいですが、軌道面。中央の鉄製レールは案内用(すすきの駅下車後に撮影)。


車両 (すすきの駅で)

2駅ですすきのへ到着。
画像からわかる通り車両は窓が全開で、非冷房のようです。とはいえ北海道なのでそれほど暑くはありません。

宿泊するアパホテル札幌すすきの駅へ。

アパホテルは数年前(2021年)の東京旅行でも利用しました。質素ではありますが過ごしやすいホテルです。


室内の様子。


今回利用した部屋は浴室とトイレ、洗面台が分離していて使いやすい印象でした。
部屋にはサービスでアパホテルのミネラルウォーターが置かれています。

客室に偏った本が置かれているのは相変わらずですが、完全なる民間企業であるアパホテルがどんな本を置こうが自由でしょう。

ホテル1階にあるコンビニで食糧を調達。一日中動いて疲れたのでコンビニ弁当です。

夕食を摂り、この日は0時頃就寝。
2日目に続きます。
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